フィリピンの経済発展によって日本企業がフィリピンに支店を作っています。フィリピンに支店を作れば日本人の駐在員が必要です。
会社からフィリピンに駐在することを命ぜられたとしても、残念ながら1990年代は栄転ではない場合が殆どでした。発展途上国への駐在よりも米国を始めとする先進国への駐在こそが出世へのレールでした。
しかし、中国やタイなどの発展によって、インドネシア、ベトナム、フィリピンもどんどん発展しました。最近は東南アジアへの駐在が好まれるようになっています。
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貧困層とお金持ちが交わることは永久にない
フィリピンに駐在した当初は普通の駐在員ですが、たった2,3年で駐在員達は変わってしまいます。駐在した当初は真面目に働いたのですが、少しずつ夜の街に嵌ってしまいます。
気づいたときには会社よりもフィリピーナを優先してしまうほどですから、いかにフィリピーナが日本人にとって魅力なのかがわかります。
女性から貢がせることを仕事としているホストがフィリピーナに貢いだり、世界的に見ても一流企業と言われる会社に勤めているビジネスマンをヘロヘロにさせてしまいます。
こういった魅力を持っているのはやはりフィリピーナ達です。
フィリピーナと駐在員の接点はやはりKTVやゴーゴーバーです。日本の女性からすれば、なぜこれほど日本の男たちはフィリピーナに会いに行くのかがさっぱりわからないといいます。
ある女性はマニラ在住の女性たちと食事する機会があり、韓国料理店に6人で入りました。3人はマニラで仕事をしている女性でしたが、あとの二人は早々お目にかかれない駐在員の奥様でした。
駐在員の奥様は若くて綺麗でした。駐在員の奥様は20代で、暗黒フィリピンに駐在員の妻として住んでいます。そんな奥様たちとマニラの話になりました。
彼女は筋金入りのフィリピン通ですから、マニラのスラムに数週間間借りして住むほどでした。スラムは彼女にとってとても居心地が良いのです。
そんなスラムで住んでいて知り合うのはゴーゴーバーやKTVに勤めているフィリピーナ達です。そんな話を奥様たちにしていると「あのぉ、一度でいいので私もゴーゴーバーに行ってみたいです。連れてってもらえませんか?」と彼女に尋ねます。
「えっ、一度も行ったことがないのですか?」と彼女はビックリしました。もっと驚いたのは彼女の眼差しが真剣で心を打つものが含まれていたということでした。
自分がやってみたいと思うことはチャレンジしたほうがいいというのが、彼女の流儀ですから「いいですよ。じゃ、今夜でも行きましょうか」と話します。
奥様たちはジプニーはもちろんバスにも、LRTにも乗ったことがないことに、驚きを通り越して15年以上もフィリピンに関わっている彼女の情報不足でした。
長くフィリピンに携わっていても、いつも同じようなメンバーとしか関わっていないと情報が入ってきません。
中高年の日本人で固まっていると、小さな世界で行き続けることになります。駐在員として仕事をしていると、困窮邦人という人種がいる事を知りません。
KTVやゴーゴーバーのフィリピーナしか知らない日本人は、お金持ちに属するフィリピン人女性を全く知りません。フィリピンは強烈な格差社会ですから、上位層は日本人のお金持ちよりも遥かにお金を持っています。
日本で買い物をする東南アジア系の人たちを見れば一目瞭然です。恐ろしいぐらい買い物をしたり、食事をし、高級なホテルに宿泊して日本を楽しんでいます。
日本からフィリピンに行く中高年の多くはLCCに乗って、安ホテルに宿泊し、マニラの居酒屋でご飯を食べて、KTVやゴーゴーバーのフィリピーナの尻を追いかけています。
持っているお金や人のレベルによって、付き合う層は異なります。貧困層は上位層がどういった人たちなのかを全く知らないのはやむを得ません。
続く
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