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③ 困窮邦人に成り下がってしまうと二度と這い上がれない

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カンボジアで困窮してしまった人を前回の記事「②フィリピンの困窮邦人達はリスク管理が欠落した人か病んでいる人」で紹介しました。彼は選択してはならない選択をしてしまった結果、困窮してしまいました。

彼が住んでいる場所は日本人の男とカンボジアの女性が持っているボロアパートです。このアパートの持ち主である日本人が曲者で、貧困に陥っている彼をさらに食い物にします。

日本で言う貧困ビジネスと言ったところでしょう。貧困に陥ってしまうにはリスク管理の甘さ、思考停止、発達障害など様々理由があります。彼は温厚で人の良さそうな性格ですが、リスク管理が出来ませんでした。

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フィリピンには高齢者の金を狙ったハイエナがウヨウヨしている

彼が住むアパートの所有者である日本人は70代でありながら、到底老人とは思えないほど強欲で、普通の人間の感覚が欠如しています。

彼はカンボジアで困窮邦人として生活していましたが、彼の性格が良いため他の日本人が彼を助けてくれていました。彼へ食事や日用品などを差し入れしましたが、70代の男がその差し入れを搾取します。

彼が住む部屋の前の廊下にシートを張って住み着き、彼を監視しながら彼の持ち物や差し入れを自分のものとして使ったり盗みます。

自分よりも弱い立場の人間を見つけ、そして更に追い込みながら自分は食っていこうとする人間です。

路上のホームレスに声をかけて、生活保護を受けさせ、自分たちが借り上げたボロアパートに住まわせて、食事を提供し、生活保護をピンはねすることを仕事にしている輩がいます。

いかにもボランティア的な風を装っていますが、実は弱者から搾取し続ける仕組みを提供しています。

ホームレスの人の中には知的障害者が3割以上、精神疾患を持つ人が4割以上と言われています。こういった状況に置かれている人たちが多いことを輩達は知っています。

弱者を生活保護に一度嵌めてしまえば、小さい金額ですが長期間に渡って得続けられるため、貧困ビジネスとして成立します。

貧困ビジネス・困窮邦人

カンボジアで困窮邦人として生きていた彼は、騙されている、搾取されていることを知っていたかもしれません。知っていたとしても何も出来ない、何も考えられなかったのでしょう。

考えられない、考える気力がない人は思考停止に陥り、そして搾取される側になります。

ある高齢者は一流銀行に定年まで勤め上げ、数千万円の退職金と充分な年金や企業年金がもらえる人がいました。

その方は結婚する機会に恵まれませんでしたが、充分な資産がありますので老後の心配は全くありませんでした。しかし定年退職すると、社会から取り残されてしまったという感覚に襲われてしまい、うつ病やアルツハイマーを発症しました。

そういった状況に置かれるときに限って、詐欺師達がやってきます。アルツハイマーを発症している彼に架空の投資話を持ちかけて、不動産や預金の殆どを搾取しました。

幸い、年金がありますから生活は出来ますが、以前のような悠々自適な生活とは縁遠くなります。もし年金がなければ生活保護になり、さらに貧困ビジネスに嵌められて永久に搾取され続けるかも知れません。

フィリピンにいても、カンボジアにいても、日本にいても、高齢者や弱者は搾取されやすいことを知識として身につけておくべきでしょう。

続く

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